どーも、ききです。
今回は全く知識がない状態から3級→2級と全て一発で合格したので、どのような勉強をしたかなど、その過程についてお話します。
日程的には1ヵ月で3級、3ヵ月で2級と合格しました。
やや日記みたいな内容ですが、初めて受験される方は多少は参考になると思います。
簿記3級を目指した経緯
どうしても簿記の資格が欲しかった訳ではありませんが、一応資格ブログを運営している身なので、世間的に認知度の高い資格は取得して情報を発信しようと思いました。
簿記の試験は統一試験とネット試験の2つがあり、結果的に両方受験したので、それぞれのメリットやデメリットについても自分なりに感じた事があり、そちらに関しては別途記事を作成しているのでこちらをご覧下さい。
3級受験の準備→試験まで
受験しようと思ったのが4月くらいで、最短の統一試験が6月でした。
申し込みが5月からだったので、申し込み開始に合わせてとりあえずテキストをメルカリで安いものを見つけて購入しました(貧乏性
※この選択が後々後悔する事となります。テキストは必ず最新のものを購入して下さい(理由は後述します)
購入時に何年度版か確認するようにして下さい。
で、試験まで1ヶ月もあれば大丈夫だろうと、2週間くらい毎日テキストを読み込んで大体の内容を把握した状態で、ネットで公開されている模擬試験を解きました。
その時に、テキストで記載されている内容の中で全く出てこないものや始めてみる内容が多々ありました。
例えば電子記録債権や債務、クレジット売掛金は始めてみる内容で、逆に有価証券の取引や手形の裏書譲渡などは一切出てこない。
調べてみると、2019年頃に大幅な改変があって、簿記3級の範囲が大きく変わったらしく、上記で記載している内容は元々2級の出題範囲であるものや2級へ移行したものなどありました。
まぁ、そんなこんなで無駄に広範囲を学習をしましたが、現段階ではとりあえず2級までは頑張ろうと思っていたので、今覚えた事は損ではないはずと自分に言い聞かせて学習を進めました。
いやー、ホント今は便利な世の中ですね。YouTubeには数多くの解説動画があり、非常に重宝しました。
利用したYouTubeチャンネルの一部を紹介します。
3級試験→合格まで
簿記3級は仕訳が全てと言われていますが、正にその通りで仕訳が出来ないと何も出来ませんが仕訳さえ出来れば何とかなる…
試験の中身は最初の仕分け問題の振り分けが45点とほぼ半分を占めています。つまり、仕分けが完璧ならその時点で大きく合格に近づきます。
先程紹介したYouTubeチャンネルでは仕分け問題30選など仕分け問題に特化した動画などももあるので大いに活用しました。
3問目も決算整理に関する財務諸表など作成する問題ですが、仕分けが出来ないと何も出来ない問題なので、結局仕分けが全てとなります(2問目は問題によっては仕分けがない問題が出題されます)
1問目と3問目対策を十分に行い、2問目に関しては商品有高帳と穴埋め問題、総勘定元帳(←これが一番苦手)について最後1週間の模擬試験を解きながら覚えました。
試験日になり、試験会場に行くと多くの人がいました。
割合的には女性が7割程度で老若男女様々でした。
ネット試験が人気といっても統一試験を受験される方も一定数いるのだなと感じました。
少し驚いたのは、ほとんど電卓を持参している中、一人だけそろばんを持ってきている人がいて、実際に試験でそろばんを使用したかは確認出来ませんでしたが、よっぽど自信があったのでしょうか。
試験が終わり、試験結果が出るまで日常生活を送っていましたが、他の試験などは試験結果を郵送などで通知する事が多いですが、簿記の試験は一切通知が来ずに自分で合格者情報にアクセスして確認する必要があります。
そのような事もあり、合格発表の事をすっかり忘れていて6月の終わりくらいには結果が公表されていたと思いますが、思い出したのが7月中旬くらいでした。
正直何度も見直しをして多分受かっているだろうと思っていたので心配はしていませんでしたが、試験では2問目で苦手な総勘定元帳の問題が出題されて、結局その問題が正解していたかは点数も分からないのでもう分かりません…
合格者番号を確認して、とりあえず結果は………合格でした!
その後商工会議所に出向いて(試験会場と同じ)合格証を貰ってきました。
最終的には2級合格を目指しているので、3級は通過点だと思っていましたが、なんにせよ合格は嬉しいですね。
簿記2級を目指した経緯
先程も書きましたが、ゴールは2級という事で早速2級について色々調べていると
難易度が3級と比べ物にならない程難化している
とにかく本気で勉強しないと取れない資格みたいなので、じっくり勉強して臨むことにしました。
2級受験の準備→試験まで
3級の合格を確認後、今度はしっかりした最新の参考書を購入しました。
とりあえず読み始めましたが…
確かに内容が難しくてしかも量が半端なく多い…
1ヵ月はひたすらテキストを読んで、テキストに附属していた模擬試験も一通り解いた段階で、次はこちらの問題集を購入しました。
これは予想問題が大量に掲載されており、しかもネット試験用にも問題があったので、次はネット試験で受験しようと思っていたのでかなり重宝しました。
他には引き続きYouTubeの問題動画やネットにある模擬試験を何度も解いていきました(トータルの勉強時間は2ヵ月半くらいです)
こちらに自分が活用した各サイトの模擬試験を紹介します(公開されなくなる可能性があります)
特に「簿記ナビ」さんの仕分け問題や模擬試験は難易度が高く何度も復習しました。
2級試験→合格まで
調べるとネット試験はほぼ毎日受験出来るみたいな事を見かけましたが、それは都心部の話で自分は地方在住なので、数か所のネット試験会場がそれぞれ月に1~2回程度の頻度でしか試験を実施していませんでした。
しかもネット試験は受験者が多いので、応募開始時点ですぐ埋まる事が多かったです。
実際9月半ばくらいに受験しようと9月頭に探しても当たり前のように全て埋まっていたので、すぐ受験するにはキャンセル待ちをしなければいけない状況でした(結果的にたまたま空いて9月末に申し込みが出来ました)
いつでも受験出来るとはいえ、ある程度はこの日に受験すると早い段階で決めておくとスムーズに受験出来るかと思います。
そして、試験に近づくにつれて勉強の仕上げを行っていましたが、どうしても「連結会計」が難しく時間が掛かってしまい、他の科目が少し疎かになってしまいました。
なので、試験前は連結会計対策をじっくり行ったので、出て来てもある程度は乗り切れる自信があったのですが、他の科目が少し怪しい状態となってしまいました。
そして、試験が始まりすぐに2問目を確認すると…
連結会計じゃない……!!
あれだけ勉強した連結会計が出てきませんでした…
まぁ、でも実際に出題されても解けるか分からなかったってのもあるので別に良いですが、代わりに「株式資本変動計算書」が出題されて、かなりボーナス問題でしたが、これが出る時は他の問題が難しくなる印象がありました。
実際、工業簿記が少し難しく感じました(試験時間は連結会計がなかった分、余裕があったので時間ギリギリまで何度も見直ししました)
簿記2級の問題の中で一番自信があったのは、CVP分析でしたが、こちらも出てきませんでした…
結果は…
こちらも1発合格出来ました!
ちょっと自信がなかったですが、かなり嬉しかったですね。
合格は出来ましたが、結構点数はギリギリでした。
鬼門である(はず)の2問目がボーナス問題となり、満点が取れましたが、逆に点数を稼ぐべき工業簿記でボロボロミスが出てしまいました。
結果的に1発合格が出来たのは運が良かったのかなと思います(やはり連結会計が出なかったのか吉と出た気がします
しかも、ネット試験は試験終了と同時に結果が表示されて、そのままデジタル合格証が交付されます。
最後に
毎日仕事が残業まみれで仕事が終わったら子供の相手と中々時間を作るのが難しかったですが、とりあえず2級まで合格出来て良かったと思います。
期間的には5月から9月と4ヵ月で突破出来ました。
冒頭でもお伝えしましたが、簿記は非常に人気のある資格で、取っておくと何かと有利になる可能性が高い資格です。
何よりここまで来ると、何故か少し頭が良くなった気がします(気がするだけ
今回はこの辺で…
コメント