【簿記検定受験】統一試験とネット試験、結局どっちがオススメ?

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どーも、ききです。

今回は日商簿記受験方法について、実際に統一試験とネット試験両方受験してみて32両方一発合格したこの俺様がメリットやデメリットについて解説します(何様

結論から言うと、ネット試験の方がメリットが多い印象です。

何故そのように感じるのか、説明していきます。

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日商簿記検定の受験方法が何故2種類あるのか

日商簿記の試験は通常年3回の統一試験受験する事が基本的な流れですが、新型コロナウイルスの影響により本来試験実施する予定だった時期に大勢を収容する会場を準備できずに開催が出来なくなった県が多く発生してしまい、結果的に試験回数が減ってしまう事態になりました。

これに関しては簿記の試験に限らず、他の試験や講習、その他イベントなどに大きな影響を及ぼしました。

例えば、6月の試験に向けて4月くらいから勉強を始めて試験が近くなってきて、最後の追い込みで頑張って勉強している中、急に新型コロナの影響で試験が中止になると、次の試験が11月なので、時間が空いてせっかく勉強した事を忘れてしまう可能性が高くなります。

そんな中、簿記ではネット試験なるものが生まれました。

このネット試験は試験会場が多数ある上に、県によってはほぼ毎日開催されているので、自分の好きなタイミングで受験する事が可能となりました。

他の検定試験も新型コロナの影響で注意になった試験も多くありますが、受験者の多い簿記に関しては受験者の事を考慮しての素早い対応だったのではないかなと思います。

それぞれのメリット、デメリット

試験内容は同等レベルで、統一試験は全国同じ日に試験日があり内容は同じものが出題されますが、ネット試験はその都度内容は変わります(当然ですが

内容は変わりますが、出題範囲は変わらないので結果的に同等レベルの試験となります。

統一試験のメリット、デメリット

統一試験を受験するメリットは合格した時にしっかりした合格証を貰える事が出来ます。

ネット試験ではデジタル合格証としてQRコードが配布されて合格証が欲しい場合、自分で印刷しなくてはいけませんが、普通のプリンターでは普通のコピー用紙への印刷となるので、端的に言うとしょぼいです。

これも自分のタイミングで印刷出来るのでメリットではありますが、しっかりした紙の合格証は統一試験でしか発行されません(自分は3級はしっかりした合格証をもらいました

また、筆記試験なので、パソコンが苦手な人は統一試験の方が安心出来るかと思います。

キーボードでの数字の打ち間違い一つで不正解になるので、自分で書いた方が安心出来る方は統一試験の方が向いていると言えます。

デメリットとしては、やはり年間の試験回数が3回しかない点です。

ネット試験が出来た経緯でも説明しましたが、今後再び新型コロナウイルスに代わる問題が発生した場合、予定していた試験が中止になる可能性もあります。

また、試験の結果が分かるのが試験後約2週間~1ヶ月後となるので、合格を確信している場合は気にならないかと思いますが、受かってるか心配だと合格発表まで不安な毎日を送る事になります。

ネット試験のメリット、デメリット

ネット試験のメリットは年中試験をしているので、自分の好きなタイミングで受験する事が出来る点です。

しかも、仮に不合格でも再度申し込みが出来てすぐ受験する事も可能です。

こちらに関しては自分で再受験をした訳ではないので確証はありませんが、聞いた話では落ちた瞬間に再び再受験の申し込みが出来たと聞いたので、受験する場所によっては数日空けなければいけない可能性もありますが、どちらにしろ早めに再受験は可能かと思います。

あと残り2点だった…

他は完璧なのに苦手な部分ばかり出題された…

このようなもう少しで受かる状態の時に統一試験では、再び数か月待つ必要がありますが、ネット試験はまだ記憶が新しいうちに再受験が出来るので、合格する確率が上がります。

ただ冒頭でも少し触れましたが、県によって開催される場所や日程が異なり自分の受験した県では月に1~2回程度の試験しかないところが多かったです(それでも統一試験を待つよりは遥かにマシです

試験結果も試験終了後即表示されるので、その場で合格か不合格かすぐに分かります。

そのため、もし不合格だった場合にすぐに気持ちを切り替える事が出来ます。

デメリットは統一試験と対照的になりますが、デジタル合格証なので書面の合格証が欲しかったら自分で印刷しなければいけないので、手間ではあります(統一試験の合格証も自分で取りにいく必要がありますが

また、パソコン操作に慣れておく必要があり、普段からパソコンをあまり触らないような人は操作ミスを多発して正解出来る問題も落とす可能性があります。

試験では試験会場で配布されるメモ用紙と筆記用具を使用して計算する必要があり、普段から使い慣れている筆記用具は使用出来ません(統一試験は持参した筆記用具を使用します

ゲン担ぎではありませんが、普段から使い慣れている筆記用具じゃないとダメって人はネット試験は諦めた方がいいかもしれません。

最後に

総合的な見解として、ネット試験の方がいつでも受験出来てその場で合否が分かって、またすぐに受験出来る点が大きく、従来の統一試験のように年に3回ではないのでその気になれば受かるまで受験する事も可能です(その分受験費用は掛かりますが

ただ統一試験の受験者が多く、如何にも試験を受けている感じがある環境も嫌いではないので、初めて簿記を受験する方はとりあえず3級は統一試験を受験して試験の感じを感じてみてもいいかと思います。

当ブログでは簿記試験に関わる攻略記事も多数執筆しているので、受験される方は参考にしてみて下さい。

今回はこの辺で…

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