危険物甲種 性消科目特化 予想問題100問

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どーも、ききです。

今回は前回に引き続き甲種危険物試験の「危険物の性質並びにその火災予防及び消火の方法」の科目(以下性消)の予想問題を100問作成しました。

他の科目の予想問題はこちら

法令は比較的乙4レベルの問題が多いですが、こちらの性消は範囲が非常に広く(乙1~乙6類全てが対象)危険物と呼ばれる全ての物質の特徴を把握する必要があります。

乙4類は乙4類の特徴だけ覚えるだけですが、甲種は満遍なく出題されるので、並大抵の勉強では中々覚えるのは難しくなります。

個人的な見解ですが、甲種受験に向けて個別に乙類を受験していると若干有利になると思います(一度はその乙類の勉強をしているため、全く無知の状態から覚えるのと比較すると多少は楽になります。多少は。)

また、個別に受験する場合よりもそれぞれの特徴を深く追求される事はあまりないと感じています。

個別に受験した事がある人は分かるかもしれませんが、満点取らせない対策なのか過去問や参考書に載っていない問題がたまに出てくることがあります。

そのため、覚える量が半端なく多いので、甲種試験においての性消科目は「広く浅く」覚えることが大事となります。

各科目の要点はこちらにまとめています。

甲種試験の法令や物理・化学はこちら

危険物に関する記事はこちら

長い闘いが始まります…

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危険物の性質並びにその火災予防及び消火の方法 予想問題100問

第1問

第1類危険物の塩素酸カリウムについて正しい記述はどれか。

  1. 水に不溶である
  2. 強力な酸化剤である
  3. 金属粉との混合物は安定である
  4. 可燃性を有する
正解はこちら
解答:2
解説: 塩素酸カリウムは強力な酸化剤であり、可燃性物質や還元性物質と接触すると激しく反応する。水に可溶で、金属粉との混合は危険。

第2問

第2類危険物の硫黄の特徴として正しいものはどれか。

  1. 水に易溶である
  2. 単体硫黄は常温では不燃性である
  3. 燃焼すると二酸化硫黄を生じる
  4. 黒色の粉末状物質である
正解はこちら
解答:3
解説: 硫黄は燃焼により二酸化硫黄(SO₂)を発生する。水にはほとんど溶けない。色は黄色。可燃性固体である。

第3問

第3類危険物の自然発火性物質に該当するのはどれか。

  1. リン化水素
  2. ジエチルエーテル
  3. 酢酸エチル
  4. メタノール
正解はこちら
解答:1
解説: リン化水素は空気中で自然発火する性質がある。ジエチルエーテル等は引火性液体(第4類)。

第4問

第4類危険物の引火点に関する説明で正しいものはどれか。

  1. 液体が燃え始める温度をいう
  2. 液体が蒸発して爆発限界に達する温度をいう
  3. 液体が空気中で発火する温度をいう
  4. 液体の蒸気が点火源により燃え始める最低温度をいう
正解はこちら
解答:4
解説: 引火点とは、可燃性液体から発生する蒸気が点火源によって燃え始める最低の温度。

第5問

第5類危険物のニトロ化合物に共通する性質として正しいものはどれか。

  1. 水に不溶で安定である
  2. 加熱や衝撃に対し極めて安定である
  3. 爆発性を有する
  4. 空気中で自然発火する
正解はこちら
解答:3
解説: ニトロ化合物は不安定で、爆発性を有する。取り扱いに注意が必要。

第6問

第6類危険物である硫酸の特徴はどれか。

  1. 揮発性が高い
  2. 強い酸化作用を有する
  3. 可燃性である
  4. 空気中で自然発火する
正解はこちら
解答:2
解説: 硫酸は強酸であると同時に強い酸化作用を持つ。可燃性はない。

第7問

ガソリン火災の消火に適する消火剤はどれか。

  1. 水噴霧
  2. 乾燥砂
  3. 泡消火剤
  4. 二酸化炭素
正解はこちら
解答:3
解説: ガソリン火災(液体火災)には泡消火剤が最も有効。二酸化炭素や水噴霧も補助的に使える。

第8問

マグネシウム火災の消火方法として最も適切なのはどれか。

  1. 大量の水をかける
  2. 乾燥砂で覆う
  3. 泡消火剤をかける
  4. 二酸化炭素消火器を用いる
正解はこちら
解答:2
解説: 金属火災には乾燥砂や粉末消火剤(特殊)が適する。水や泡は逆に反応して危険。

第9問

第4類危険物の分類で「特殊引火物」に該当するのはどれか。

  1. ガソリン
  2. ジエチルエーテル
  3. 灯油
  4. 重油
正解はこちら
解答:2
解説: 特殊引火物はジエチルエーテルや二硫化炭素など。ガソリンは第1石油類。

第10問

セルロイドが危険物として指定されている理由として正しいものはどれか。

  1. 水と激しく反応して発熱するため
  2. 爆発的に燃焼するため
  3. 加熱により爆発性ガスを発生するため
  4. 酸化剤と接触すると分解するため
正解はこちら
解答:2
解説: セルロイドは燃焼速度が速く、爆発的に燃焼するため危険物第2類に指定されている。

第11問

火災の三要素に該当しないものはどれか。

  1. 可燃物
  2. 酸素供給源
  3. 熱源
  4. 湿度
正解はこちら
解答:4
解説: 火災三要素は「可燃物・酸素・熱」。湿度は直接的な要素ではない。

第12問

酸化性液体の一例として正しいものはどれか。

  1. 硫酸
  2. 硝酸
  3. 塩酸
  4. 酢酸
正解はこちら
解答:2
解説: 硝酸は酸化性液体(第6類)。硫酸は酸化性を持つが分類は酸類。

第13問

「爆発範囲」が最も広い可燃性ガスはどれか。

  1. 水素
  2. メタン
  3. プロパン
  4. 一酸化炭素
正解はこちら
解答:1
解説: 水素の爆発範囲は約4〜75%と広い。可燃性ガスの中で最も広範囲。

第14問

自己反応性物質に分類される危険物はどれか。

  1. セルロイド
  2. アセトン
  3. ニトログリセリン
  4. 硝酸カリウム
正解はこちら
解答:3
解説: ニトログリセリンは自己反応性物質で、加熱・衝撃により分解爆発する。

第15問

アルコール火災に適した消火剤はどれか。

  1. 水のみ
  2. 普通泡消火剤
  3. アルコール耐性泡消火剤
  4. 乾燥砂
正解はこちら
解答:3
解説: アルコールは水溶性のため、普通泡消火剤は分解されやすい。アルコール耐性泡が有効。

第16問

「黄リン」が白リン(別名)として指定されている理由として正しいものはどれか。

  1. 水に溶けやすいため
  2. 光に当たると爆発するため
  3. 空気中で自然発火するため
  4. 酸に溶けるため
正解はこちら
解答:3
解説: 黄リンは空気中で自然発火するため、第3類危険物(自然発火性物質)。

第17問

可燃性液体の蒸気が空気より重いため、火災の危険性が高まるのはどれか。

  1. メタン
  2. 水素
  3. ガソリン蒸気
  4. アンモニア
正解はこちら
解答:3
解説: ガソリン蒸気は空気より重く、床面や低所に滞留して引火拡大の危険がある。

第18問

消火の基本原理で「冷却消火法」に該当するのはどれか。

  1. 泡で表面を覆う
  2. 可燃物を取り除く
  3. 水をかけて温度を下げる
  4. 二酸化炭素で酸素を遮断する
正解はこちら
解答:3
解説: 冷却消火法は水を用いて可燃物の温度を引火点以下に下げる方法。

第19問

「窒息消火法」に分類されるものはどれか。

  1. 水噴霧
  2. 消火用泡
  3. 不活性ガスの注入
  4. 可燃物の除去
正解はこちら
解答:3
解説: 窒息消火は酸素供給を断つ方法。不活性ガス(二酸化炭素や窒素)注入が代表例。

第20問

金属ナトリウムを保管する際に適切な方法はどれか。

  1. 水中に保存する
  2. 空気中に保存する
  3. 灯油中に保存する
  4. アルコール中に保存する
正解はこちら
解答:3
解説: 金属ナトリウムは水や空気と反応して危険。酸化防止のため灯油中に保存する。

第21問

硝酸アンモニウムの特徴として誤っているものはどれか。

  1. 強力な酸化剤である
  2. 加熱すると酸素を発生する
  3. 可燃性を有する
  4. 爆薬の原料となる
正解はこちら
解答:3
解説: 硝酸アンモニウムは酸化剤であり、可燃性はないが燃焼を助長する。加熱分解で酸素を発生。

第22問

炭化カルシウムが水と反応して発生する可燃性ガスはどれか。

  1. 水素
  2. エチレン
  3. アセチレン
  4. メタン
正解はこちら
解答:3
解説: CaC₂ + 2H₂O → C₂H₂(アセチレン) + Ca(OH)₂。アセチレンは爆発範囲が広く危険。

第23問

次のうち、第4類危険物の「第2石油類」に分類されるものはどれか。

  1. 灯油
  2. ジエチルエーテル
  3. ガソリン
  4. 重油
正解はこちら
解答:1
解説: 灯油は第2石油類。ガソリンは第1石油類、ジエチルエーテルは特殊引火物、重油は第3石油類。

第24問

リンの同素体のうち、自然発火性を有するものはどれか。

  1. 赤リン
  2. 黄リン
  3. 黒リン
  4. 紫リン
正解はこちら
解答:2
解説: 黄リン(白リン)は自然発火性を有する。赤リン・黒リンは安定で、マッチや難燃材料に用いられる。

第25問

次の中で「水に溶解して強酸化性を示すため危険物に指定されているもの」はどれか。

  1. 過酸化水素
  2. 濃硫酸
  3. 硝酸カリウム
  4. 過塩素酸
正解はこちら
解答:4
解説: 過塩素酸は水溶液で強力な酸化性を示し、第6類危険物に分類。過酸化水素は第1類、硝酸カリウムは第1類。

第26問

二硫化炭素の性質として誤っているものはどれか。

  1. 空気より重い蒸気を発生する
  2. 引火点が極めて低い
  3. 蒸気は麻酔性を持つ
  4. 水に溶けやすい
正解はこちら
解答:4
解説: 二硫化炭素は水にほとんど溶けない。引火点は−30℃以下、蒸気は空気より重く中毒性・麻酔性がある。

第27問

セルロイド火災の危険性を増大させる理由として最も適切なのはどれか。

  1. 塩素を含み、有毒ガスを生じるため
  2. 酸素を含む化学構造で燃焼が自己促進するため
  3. 水と反応して発火するため
  4. 金属との反応で発熱するため
正解はこちら
解答:2
解説: セルロイドは硝化綿と樟脳からなり、分子中に酸素を含むため自己酸化的に急速燃焼する。

第28問

アルコール類に普通泡消火剤が不適な理由はどれか。

  1. 発泡しにくいため
  2. アルコールが泡を分解するため
  3. 蒸発が早く泡が追いつかないため
  4. 泡の比重がアルコールより重いため
正解はこちら
解答:2
解説: アルコールは泡膜を破壊して消火効果を失わせる。アルコール耐性泡消火剤が必要。

第29問

次のうち「第5類危険物」に分類されるものはどれか。

  1. 過マンガン酸カリウム
  2. アセトアルデヒド
  3. ニトログリセリン
  4. 塩化ビニル
正解はこちら
解答:3
解説: ニトログリセリンは自己反応性物質で第5類。過マンガン酸カリウムは第1類、アセトアルデヒドは第4類特殊引火物、塩化ビニルは可燃性ガス。

第30問

火災予防の観点から、ガソリンスタンドで静電気による着火を防ぐ方法として最も適切なのはどれか。

  1. 換気扇を止めて気流をなくす
  2. 注油前に金属部に触れて放電する
  3. 注油時に口を広く開けて空気を逃がす
  4. 地面を乾燥させておく
正解はこちら
解答:2
解説: 静電気による火花が引火の原因となる。接地された金属に触れて放電してから作業する。

第31問

「窒息消火法」と「冷却消火法」を併用できる消火剤はどれか。

  1. 二酸化炭素
  2. 粉末消火剤
  3. 泡消火剤
  4. 水噴霧
正解はこちら
解答:4
解説: 水噴霧は表面冷却と酸素遮断(蒸気で置換)の両方の効果を併せ持つ。

第32問

火災拡大を防ぐための防火区画の考え方として最も適切なのはどれか。

  1. 可燃物を一か所に集める
  2. 火源の周囲を断熱材で囲う
  3. 隔壁や防火扉で空間を区切る
  4. 開口部を大きくして換気する
正解はこちら
解答:3
解説: 防火区画は火災の延焼を区切ることが目的。防火壁や防火扉で空間を分ける。

第33問

一酸化炭素中毒の危険が特に高い火災はどれか。

  1. 金属火災
  2. アルコール火災
  3. 不完全燃焼を伴う建物火災
  4. 酸化剤の分解火災
正解はこちら
解答:3
解説: 有機物の不完全燃焼によりCOが発生する。建物火災で特に危険。

第34問

爆轟に移行する可能性が高い気体はどれか。

  1. 水素
  2. プロパン
  3. メタン
  4. 二酸化炭素
正解はこちら
解答:1
解説: 水素は燃焼速度が速く、爆轟に移行しやすい。プロパン・メタンは比較的燃焼速度が遅い。

第35問

火災の「熱伝達」のうち、輻射伝熱に該当するものはどれか。

  1. 鉄板を加熱すると反対側も熱くなる
  2. 熱気が上昇して天井が熱くなる
  3. 炎の近くにいると体が熱くなる
  4. 鍋の水が沸騰する
正解はこちら
解答:3
解説: 輻射(放射)は電磁波で熱が伝わる。伝導は1、対流は2、伝導+対流で4。

第36問

液体燃料火災において泡消火剤が有効な理由として正しいものはどれか。

  1. 可燃蒸気を冷却して引火点を下げる
  2. 液面を覆って蒸発を防ぐ
  3. 液体を化学的に中和する
  4. 酸化剤を除去する
正解はこちら
解答:2
解説: 泡が燃料液面を覆い、蒸発を防ぎ窒息効果も発揮する。

第37問

燃焼の種類のうち「分解燃焼」に分類されるものはどれか。

  1. 水素の燃焼
  2. アセチレンの燃焼
  3. 木材の燃焼
  4. 硫黄の燃焼
正解はこちら
解答:3
解説: 木材はまず熱分解で可燃性ガスを生じ、それが燃える「分解燃焼」。水素や硫黄は直接燃焼。

第38問

次のうち「重質油火災」に最も有効な消火剤はどれか。

  1. 泡消火剤
  2. 二酸化炭素
  3. 乾燥砂
  4. 水のみ
正解はこちら
解答:1
解説: 重油火災は表面燃焼であり、泡で液面を覆うのが有効。二酸化炭素は大規模火災には不向き。

第39問

酸化プロピレンの危険性として正しいものはどれか。

  1. 爆発性過酸化物を生成する
  2. 金属と反応して可燃性ガスを生じる
  3. 自然発火する
  4. 燃焼すると窒素酸化物を生じる
正解はこちら
解答:1
解説: 酸化プロピレンは酸化性を持ち、空気中で過酸化物を生成しやすく爆発の危険がある。

第40問

火災時の「フラッシュオーバー」の説明として正しいものはどれか。

  1. 火源がなくても自然発火する現象
  2. 可燃物の表面から突然火が広がる現象
  3. 部屋全体が一斉に発火する現象
  4. 爆発的に燃焼範囲が拡大する現象
正解はこちら
解答:3
解説: フラッシュオーバーは室内の可燃物が加熱され、可燃ガスが充満して一斉に発火する現象。

第41問

次のうち、水に触れると発火の危険がある物質はどれか。

  1. 黄リン
  2. カルシウムカーバイド
  3. 硫黄
  4. アセトン
正解はこちら
解答:2
解説: CaC₂は水と反応してアセチレンを発生し、発火や爆発の危険。黄リンは自然発火性で水中保存。

第42問

硝酸と反応しやすく爆発性を示す組み合わせはどれか。

  1. 硝酸とベンゼン
  2. 硝酸と木材
  3. 硝酸とトルエン
  4. 硝酸とエタノール
正解はこちら
解答:3
解説: 硝酸とトルエンの反応でトリニトロトルエン(TNT)が生成。爆発性を持つ。

第43問

「第4類危険物の第1石油類」に属する物質はどれか。

  1. 灯油
  2. ベンゼン
  3. 重油
  4. クレオソート油
正解はこちら
解答:2
解説: ベンゼンは第1石油類。灯油は第2石油類、重油は第3石油類、クレオソート油は第4石油類。

第44問

メタノール火災が特に危険な理由はどれか。

  1. 燃焼時に黒煙を発生するため
  2. 無色透明の炎で燃焼するため
  3. 水に溶けないため
  4. 爆発性ガスを発生するため
正解はこちら
解答:2
解説: メタノールは無色透明に近い炎で燃焼するため、火炎が目視で確認しにくく危険。

第45問

第1類危険物である過マンガン酸カリウムの性質として誤っているものはどれか。

  1. 強力な酸化剤である
  2. 水に可溶である
  3. 可燃性を持つ
  4. 加熱で酸素を放出する
正解はこちら
解答:3
解説: 過マンガン酸カリウムは酸化剤であって、自ら可燃性を持たない。

第46問

ガソリン蒸気の爆発下限界は約何%か。

  1. 0.5%
  2. 1.4%
  3. 5.0%
  4. 10.0%
正解はこちら
解答:2
解説: ガソリン蒸気の爆発下限界は約1.4%、上限界は約7.6%。

第47問

粉末消火剤(ABC粉末)の主成分として用いられるものはどれか。

  1. 炭酸カルシウム
  2. 硫酸アンモニウム
  3. リン酸アンモニウム
  4. 塩化カリウム
正解はこちら
解答:3
解説: ABC粉末はリン酸アンモニウムを主成分とし、普通火災・油火災・電気火災に対応する。

第48問

自然発火性物質の保管で最も適切な方法はどれか。

  1. 通気性のよい場所に置く
  2. 空気を遮断して保存する
  3. 水分を含ませて保存する
  4. 酸化剤と一緒に保存する
正解はこちら
解答:2
解説: 自然発火性物質(黄リンなど)は空気を遮断(水中保存など)して保存する。

第49問

「液状の爆薬」として知られるものはどれか。

  1. ピクリン酸
  2. ニトログリセリン
  3. TNT
  4. セルロイド
正解はこちら
解答:2
解説: ニトログリセリンは無色の油状液体で、第5類危険物(自己反応性物質)。強力な爆発性。

第50問

火災時に二酸化炭素消火剤が効果を発揮しにくい火災はどれか。

  1. 電気火災
  2. 液体火災
  3. 金属火災
  4. 気体火災
正解はこちら
解答:3
解説: 金属火災ではCO₂が分解して酸素を供給することもあり逆効果。乾燥砂や特殊粉末が適する。

第51問

ジエチルエーテルの危険性として正しいものはどれか。

  1. 常温で固体である
  2. 空気中で自然発火する
  3. 光や酸素で過酸化物を生じ爆発の危険がある
  4. 水に極めて溶けやすい
正解はこちら
解答:3
解説: ジエチルエーテルは保存中に過酸化物を生成しやすく、爆発の危険がある。

第52問

火災現象において「バックドラフト」に該当するものはどれか。

  1. 室内火災で急激に酸素が供給され爆発的燃焼を起こす
  2. 可燃性ガスの蒸発が加速する現象
  3. 部屋全体が一斉に発火する現象
  4. 火炎が逆流して火源に戻る現象
正解はこちら
解答:1
解説: 酸欠状態の火災空間に酸素が供給されると爆発的に燃焼する。これがバックドラフト。

第53問

ガソリンの蒸気密度は空気に比べてどうか。

  1. 空気より軽い
  2. 空気と同じ
  3. 空気より重い
  4. ほぼ真空と同等
正解はこちら
解答:3
解説: ガソリン蒸気は空気より重く、低所に滞留して火災を拡大させやすい。

第54問

第3類危険物に分類される物質はどれか。

  1. リン酸
  2. 黄リン
  3. 酢酸
  4. メタノール
正解はこちら
解答:2
解説: 黄リンは自然発火性物質で第3類。メタノールは第4類、酢酸は第4類、リン酸は危険物に該当しない。

第55問

石油類の引火点が高い順に並べたものはどれか。

  1. ガソリン → 灯油 → 重油
  2. 重油 → 灯油 → ガソリン
  3. 灯油 → 重油 → ガソリン
  4. ガソリン → 重油 → 灯油
正解はこちら
解答:2
解説: 引火点はガソリン(約−40℃)< 灯油(約40℃)< 重油(約60℃以上)。

第56問

酸化カルシウムを水と反応させたときの危険性として正しいものはどれか。

  1. 爆発的に酸素を発生する
  2. 激しく発熱し、水蒸気爆発の危険がある
  3. 可燃性ガスを発生する
  4. 酸化性を強める
正解はこちら
解答:2
解説: CaO + H₂O → Ca(OH)₂ で強い発熱反応を起こし、水蒸気爆発の危険がある。

第57問

「粉塵爆発」の条件として誤っているものはどれか。

  1. 可燃性粉じんの存在
  2. 空気との混合
  3. 火源の存在
  4. 完全な密閉空間であること
正解はこちら
解答:4
解説: 粉塵爆発は開放空間でも発生可能。密閉は爆発力を増大させるが必須条件ではない。

第58問

酸化性液体と混合して爆発の危険が最も高いのはどれか。

  1. ベンゼン
  2. ガソリン
  3. アセトン
  4. すべて正しい
正解はこちら
解答:4
解説: 有機溶媒(ベンゼン、ガソリン、アセトン)と酸化性液体(硝酸、過塩素酸など)は混合で爆発の危険。

第59問

可燃性ガスの中で毒性が最も強いものはどれか。

  1. メタン
  2. プロパン
  3. アセチレン
  4. 一酸化炭素
正解はこちら
解答:4
解説: 一酸化炭素は血中ヘモグロビンと結合し、酸素運搬能力を阻害する強い毒性を持つ。

第60問

火災の消火原理「抑制消火法」に該当するものはどれか。

  1. 二酸化炭素を吹き込む
  2. 水で冷却する
  3. ハロン系消火剤で燃焼連鎖を断つ
  4. 可燃物を除去する
正解はこちら
解答:3
解説: 抑制消火法は燃焼連鎖反応を化学的に断つ方法で、ハロン・粉末消火剤が該当する。

第61問

黄リンを水中に保存する理由として最も適切なのはどれか。

  1. 水と反応して可燃性ガスを生じるため
  2. 水より比重が小さいため
  3. 空気と遮断して自然発火を防ぐため
  4. 水に溶けて安定化するため
正解はこちら
解答:3
解説: 黄リンは空気中で自然発火するため水中保存。水に溶けるのではなく遮断効果を利用。

第62問

ニトロ化合物の中で「比較的安定」で、運搬・取扱いが可能な代表例はどれか。

  1. ニトログリセリン
  2. TNT(トリニトロトルエン)
  3. ピクリン酸アンモニウム
  4. ニトロセルロース
正解はこちら
解答:2
解説: TNTは安定性が高く、軍需爆薬などに利用可能。他は衝撃や摩擦に敏感。

第63問

水素の燃焼特性に関して正しいのはどれか。

  1. 爆発範囲が最も狭い可燃性ガスである
  2. 空気より比重が重い
  3. 無色・無臭・燃焼炎は淡青色で目視困難
  4. 毒性が強い
正解はこちら
解答:3
解説: 水素は爆発範囲が広く(4〜75%)、空気より軽い。毒性はない。燃焼炎は淡青色で視認困難。

第64問

金属ナトリウムが灯油中で保存される理由で誤っているものはどれか。

  1. 空気中の酸素や水分との反応を防ぐため
  2. 光を遮断して熱分解を防ぐため
  3. 酸化膜形成を防ぐため
  4. 灯油中では安定であるため
正解はこちら
解答:2
解説: 保存目的は酸素・水分との反応防止。光遮断は理由にならない。

第65問

エタノールとメタノールの燃焼時の違いとして正しいものはどれか。

  1. メタノールは炎が見えにくい
  2. エタノールは無臭である
  3. メタノールは黒煙を発する
  4. エタノールは自然発火する
正解はこちら
解答:1
解説: メタノールの炎は無色透明に近く視認困難。エタノールは青色炎で比較的見えやすい。

第66問

次のうち第2類危険物に分類されるものはどれか。

  1. セルロイド
  2. 硫黄
  3. 鉄粉
  4. すべて正しい
正解はこちら
解答:4
解説: セルロイド・硫黄・金属粉はすべて第2類危険物。

第67問

過酸化水素の分解を促進する因子として誤っているものはどれか。

  1. 接触物質(金属イオン)
  2. 二酸化炭素
正解はこちら
解答:4
解説: CO₂は触媒効果を持たない。光・熱・金属イオンは分解を促進。

第68問

粉末消火剤の消火作用として誤っているものはどれか。

  1. 燃焼連鎖反応を抑制する
  2. 窒息効果を持つ
  3. 可燃物を吸着して除去する
  4. 表面を被覆して遮断する
正解はこちら
解答:3
解説: 粉末消火剤は化学的抑制・窒息・被覆効果を持つが、可燃物を吸着して除去は誤り。

第69問

液化石油ガス(LPG)の危険性として正しいものはどれか。

  1. 空気より軽いため高所に滞留する
  2. 空気より重いため低所に滞留する
  3. 常温常圧で気体であるため拡散が速い
  4. 毒性が強い
正解はこちら
解答:2
解説: LPG(プロパン・ブタン)は空気より重く、低所に滞留しやすい。

第70問

硝化綿(ニトロセルロース)の性質として正しいものはどれか。

  1. 水に溶ける
  2. 加熱・衝撃に敏感で爆発性を有する
  3. 安定で自然分解しない
  4. 酸化性物質に分類される
正解はこちら
解答:2
解説: 硝化綿は第5類危険物で、加熱・衝撃に敏感。水には不溶。

第71問

酸素欠乏状態での火災に最も関連の深い現象はどれか。

  1. フラッシュオーバー
  2. バックドラフト
  3. 爆轟
  4. 分解燃焼
正解はこちら
解答:2
解説: 酸欠で可燃ガスが滞留し、酸素供給で爆発的燃焼するのがバックドラフト。

第72問

次のうち、燃焼における「対流伝熱」に該当するものはどれか。

  1. 炎に近づくと体が熱くなる
  2. 熱い空気が上昇して天井を加熱する
  3. 鉄棒の一端を加熱すると反対側が熱くなる
  4. 赤外線で物体が熱くなる
正解はこちら
解答:2
解説: 熱気の移動による熱伝達は対流。1は輻射、3は伝導、4は輻射。

第73問

火災の初期消火に水を使用してはならない物質はどれか。

  1. 木材
  2. マグネシウム
  3. プラスチック
正解はこちら
解答:3
解説: 金属火災(水素発生の危険)には水は禁忌。乾燥砂や特殊粉末を用いる。

第74問

「酸化性液体」の例として誤っているものはどれか。

  1. 硝酸
  2. 過塩素酸
  3. 過酸化水素
  4. エタノール
正解はこちら
解答:4
解説: エタノールは可燃性液体(第4類)。酸化性液体ではない。

第75問

ガソリンとベンゼンの危険性比較で正しいものはどれか。

  1. ガソリンは芳香族、ベンゼンは混合物
  2. ガソリンの引火点はベンゼンより低い
  3. ベンゼンの蒸気は空気より軽い
  4. ベンゼンは爆発範囲がガソリンより広い
正解はこちら
解答:2
解説: ガソリン引火点は約−40℃、ベンゼンは約−11℃。蒸気密度はどちらも空気より重い。

第76問

火災発生時に「一酸化炭素中毒」の危険性が特に高い理由はどれか。

  1. COは酸素より重く低所に滞留するため
  2. COは可燃性が強いため
  3. COは無色・無臭で気付かないため
  4. COは消火剤と反応して有毒になるため
正解はこちら
解答:3
解説: 一酸化炭素は無色無臭で感知困難。ヘモグロビンと強く結合し酸素運搬を阻害。

第77問

引火点が−30℃以下の危険物はどの分類か。

  1. 特殊引火物
  2. 第1石油類
  3. 第2石油類
  4. 第3石油類
正解はこちら
解答:1
解説: 特殊引火物の条件は引火点が0℃未満または沸点が35℃未満(例:ジエチルエーテル、二硫化炭素)。

第78問

「ハロン消火剤」の特徴として正しいものはどれか。

  1. 水より安価である
  2. 消火後の残渣が多い
  3. 化学的に燃焼連鎖を断つ
  4. 金属火災に適する
正解はこちら
解答:3
解説: ハロンは化学的抑制作用を持ち、連鎖反応を断つ。残渣はなく精密機器に適する。

第79問

火災の「熱収支」が正になるとどうなるか。

  1. 火災は拡大する
  2. 火災は収束する
  3. 可燃物が冷却される
  4. 燃焼反応が停止する
正解はこちら
解答:1
解説: 熱収支=発生熱量−放散熱量。正なら温度上昇し火災拡大。

第80問

火災の三要素に対して「可燃物の除去」で対応するのはどの消火法か。

  1. 窒息消火法
  2. 冷却消火法
  3. 抑制消火法
  4. 除去消火法
正解はこちら
解答:4
解説: 可燃物そのものを除去するのは「除去消火法」。火災の基本四大消火法の一つ。

第81問

リチウム金属火災に最も適した消火方法はどれか。

  1. 大量の水を散布する
  2. 泡消火剤を使用する
  3. 乾燥砂で覆う
  4. 二酸化炭素を放出する
正解はこちら
解答:3
解説: リチウムは水やCO₂と反応して危険。乾燥砂や特殊粉末が有効。

第82問

第1類危険物「塩素酸塩類」の性質として正しいものはどれか。

  1. 酸化性を持たない
  2. 可燃性を示す
  3. 還元性物質と混合すると爆発の危険がある
  4. 水に不溶である
正解はこちら
解答:3
解説: 塩素酸塩は強い酸化性を持ち、硫黄や有機物と混合すると爆発の危険がある。

第83問

次のうち「爆発下限界」が最も広い可燃性ガスはどれか。

  1. プロパン
  2. 水素
  3. 一酸化炭素
  4. エチレン
正解はこちら
解答:2
解説: 水素の爆発範囲は4〜75%と非常に広い。

第84問

ガソリン火災で大量放水すると危険な理由として最も適切なのはどれか。

  1. 水と化学反応するため
  2. 水に溶解し爆発するため
  3. 水に不溶で浮き燃えし拡大するため
  4. 急冷により熱分解が進むため
正解はこちら
解答:3
解説: ガソリンは水に浮くため浮き燃え現象が起こり危険。

第85問

次のうち「第2類危険物」であるものはどれか。

  1. 赤リン
  2. 硫黄
  3. マグネシウム粉
  4. すべて正しい
正解はこちら
解答:4
解説: 赤リン・硫黄・可燃性金属粉はすべて第2類危険物。

第86問

第4類危険物のうち「特殊引火物」に分類されるのはどれか。

  1. ジエチルエーテル
  2. ベンゼン
  3. アセトン
  4. トルエン
正解はこちら
解答:1
解説: ジエチルエーテルは引火点−40℃以下・沸点35℃未満の特殊引火物。

第87問

「粉じん爆発」が起こる条件で誤っているものはどれか。

  1. 粉じんが可燃性であること
  2. 粉じんが浮遊して空気と混合すること
  3. 酸素が存在すること
  4. 粉じんが沈降して堆積していること
正解はこちら
解答:4
解説: 粉じん爆発は粉じんが空気中に浮遊している場合に発生。沈降して堆積では起こらない。

第88問

過塩素酸の取り扱いで誤っているものはどれか。

  1. 強酸化性を有する
  2. 加熱乾固は極めて危険
  3. 有機物と接触させても問題ない
  4. 水に可溶
正解はこちら
解答:3
解説: 有機物と接触すると爆発的反応を起こす危険がある。

第89問

アセチレンの取り扱いに関する記述で誤っているものはどれか。

  1. 爆発範囲が広い
  2. 空気より軽い
  3. 高圧下で容易に重合し爆発する
  4. 水に溶けやすく安定化できる
正解はこちら
解答:4
解説: アセチレンは水よりアセトンに溶けやすく安定化。水溶性は小さい。

第90問

「引火点」と「発火点」の関係として正しいものはどれか。

  1. 引火点は発火点より高い
  2. 発火点は引火点より高い
  3. 両者は同じ温度である
  4. 物質によって逆転する
正解はこちら
解答:2
解説: 引火点は最小の着火可能温度。発火点は外部火源なしで自然に着火する温度であり、常に高い。

第91問

「セルロイド」が危険である理由として最も適切なのはどれか。

  1. 水に不溶である
  2. ニトロセルロースと可塑剤を含み燃えやすい
  3. 酸化性物質である
  4. 燃焼時に無害である
正解はこちら
解答:2
解説: セルロイドはニトロセルロースと樟脳を含む。極めて燃えやすい。

第92問

二酸化炭素消火設備の特徴として誤っているものはどれか。

  1. 冷却作用が主である
  2. 窒息作用により酸素濃度を低下させる
  3. 電気火災に適用可能
  4. 使用後の残渣がない
正解はこちら
解答:1
解説: CO₂の主作用は窒息。冷却作用は小さい。

第93問

酸素欠乏状態で火災後、扉を開放した際に発生する現象はどれか。

  1. フラッシュオーバー
  2. バックドラフト
  3. 爆燃
  4. 爆轟
正解はこちら
解答:2
解説: 酸欠で未燃ガスが蓄積 → 酸素供給で急激に爆発燃焼する=バックドラフト。

第94問

「金属粉じん火災」に適した消火剤はどれか。

  1. 乾燥砂
  2. CO₂
正解はこちら
解答:3
解説: 金属粉は水・CO₂と反応して危険。乾燥砂が有効。

第95問

「ナフタレン」の危険性で正しいものはどれか。

  1. 無色固体で昇華性を持つ
  2. 水に可溶である
  3. 引火点は比較的高く危険性が小さい
  4. 爆発範囲は広い
正解はこちら
解答:1
解説: ナフタレンは昇華性のある無色結晶。水には不溶。

第96問

粉末消火剤の主な作用として最も適切なものはどれか。

  1. 冷却作用
  2. 窒息作用
  3. 化学的抑制作用
  4. 水分による希釈作用
正解はこちら
解答:3
解説: 粉末消火剤はラジカル反応を抑制して燃焼を止める。

第97問

「硫化水素」の性質として誤っているものはどれか。

  1. 空気より重い
  2. 腐卵臭を持つ
  3. 強い還元性を持つ
  4. 酸化性を示す
正解はこちら
解答:4
解説: H₂Sは還元性ガス。酸化性は示さない。

第98問

火災時に「黒煙」を伴いやすいのはどの燃焼か。

  1. メタノール
  2. エタノール
  3. ガソリン
  4. 水素
正解はこちら
解答:3
解説: 炭化水素が不完全燃焼すると黒煙を発する。特にガソリンは顕著。

第99問

第4類危険物のうち「非水溶性液体」の例として最も適切なのはどれか。

  1. アセトン
  2. エタノール
  3. ベンゼン
  4. メタノール
正解はこちら
解答:3
解説: 芳香族炭化水素(ベンゼン・トルエン等)は水に不溶。

第100問

「爆燃」と比較した「爆轟」の特徴として正しいものはどれか。

  1. 燃焼速度が遅い
  2. 音速を超える燃焼速度を持つ
  3. 爆発圧力が低い
  4. 開放空間でしか発生しない
正解はこちら
解答:2
解説: 爆轟は燃焼波が音速を超える高速燃焼現象。爆燃は亜音速。

最後に

今回は過去問ではなく、あくまでも予想問題なので、これをやれば絶対合格できる保証はありませんが、色々な問題を繰り返し解く事は自分の知識として積み重なるので、試験前の腕試しとして活用してみてください。

性消の科目も非常に覚えることが多く、果てしない感じがしますが、実は甲種危険物試験では「物理・化学」の科目が人によっては鬼門となります(私がそうでした…

覚える事が多いですが、頑張って覚えていきましょう!!

最後に危険物甲種でおすすめの書物を紹介します。

おそらくほぼ全ての受験生がこれらを試験前ギリギリまで読んでいる事が多いですが、それだけ価値のある参考書だと思います(自分も普段の勉強はこの2冊で乗り越えました)

今回はこの辺で…

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