交換方法を間違えたら大惨事! ディスクグラインダーの正しい刃の交換方法

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どーも、ききです。

今回はディスクグラインダーの砥石交換方法について解説していきます。

ディスクグラインダーは金属の切断、研磨など特に自宅でDIYをする時に非常に便利な工具です。

しかし、砥石の交換方法を誤ると大怪我や最悪死亡事故に繋がる恐れがあります。

なので、正しい交換方法を覚えて安全に使用しましょう。

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正しい砥石交換方法

まず、各名称の名前を抑えておきましょう。

引用:初心者のためのDIY工具、用具の紹介

作業前に電源コードを必ず抜いてから作業しましょう。

保護メガネと保護手袋をしっかり装着して、配線に不備がないか確認します。また、周りに人がいない事を確認します。

作業前にそのまま同じディスクを使用する場合、ディスクが緩んでいないか必ず確認します。

もし緩いと回転中に飛んできて大惨事になります。

緩みの確認はまずスピンドルロックを押さえます。その後付属のレンチで砥石を固定しているロックナットを時計回りに回してしっかり締まっているかの確認をします。

たまに、スピンドルロックが上手くハマらない時がありますが、少しディスクを小刻みに回転しながら押すとハマるポイントがあります。しっかり固定しないとディスクと一緒に回るので注意して下さい。


ディスクの交換は上記の手順と同じようにスピンドルロックを押さえたまま、附属のレンチでロックナットを反時計回しに回して外します。

ロックナットを外したら、新しいディスクと交換します。

再度ロックナットを付けますが、向きを間違えないように注意して下さい(溝がある方がディスク側です)

あとは、最初の手順通りスピンドルロックを押さえながら締め付けて終了です。


ディスクグラインダーではカップブラシと呼ばれる強力な研磨をするブラシも付ける事が出来ます。

こちらはロックナットを取り付けずにそのままカップブラシ下のナットを締め付けるものです。

ディスク交換と同じようにスピンドルロックを押さえて固定した状態である程度締め付けます。

締め付けた状態でナット部分をスパナなどで締め付けます。

外す方法はこの手順の逆で外す事が出来ます。


以上でディスクの交換方法の解説を終わります。お疲れ様でした。

ディスクグラインダーとサンダーとの違い

たまに疑問に思う事があると思いますが、

グラインダーの事をサンダーって呼ぶ人がいて混乱するゾ

共通点として、共に「対象物を研磨する用途の電動工具」という点では同じですが、厳密には全く違う工具です。

ディスクグラインダー

参照:1分で読める!!「グラインダー」と「サンダー」の違いは?

先端工具の砥石や刃物を換えることで、金属やコンクリートの研磨、切断と幅広く活躍する電動工具です。

つまり、これ1台で様々なものの切断から研磨まで行う事が出来ます。

とりあえず本体さえ持っていれば、用途に合わせて砥石などを別に用意しておくだけですぐに作業に取り掛かれます。

ディスクの紹介

〇切断砥石

鋼材やパイプといった金属の切断。ステンレスの切断にも使えます。研削砥石と見た目は似ていますが、こちらは研磨や削り作業はできません。

〇ダイヤモンドカッター

コンクリートや、U字溝などのコンクリート切断。石材や瓦などの切断にも使用出来ます。切断砥石よりより強度があります。

〇ダイヤモンドカップ

コンクリートの削り・面取り・仕上げ加工や石材・ブロック・レンガの面取りや仕上げ加工にも使用出来ます。

〇研削砥石

鋼材やパイプといった金属の研磨や削りや、ステンレスの研磨・削りにも使用出来ます。切断砥石と見た目は似ていますが、こちらは切断作業はできません。

〇研磨ディスク

塗装や塗装前の表面仕上げ、酸化被膜や錆取り、面取りなどに使用出来ます。コンクリート用や金属用、木材用、マルチ用と種類が分かれているので用途に合わせて使用して下さい。

個別に準備するのめんどくせぇ…金も掛かるし…

まとめて用意する場合はこのようなセットも販売されています。

サンダー

参照:1分で読める!!「グラインダー」と「サンダー」の違いは?

サンドペーパーやディスク、ベルトなどを取り付けて振動や回転によって木材や金属の研磨、塗装はがしなどを行う電動工具です。

こちらは研磨だけ出来る工具です。


ディスクグラインダーは本来、金属のバリを削り取る工具です。

現場では、刃物や金属部品を削るのに卓上グラインダーと呼ばれる両端に円形の砥石のついたものがあります。

引用:卓上グラインダーの特徴・選び方

このようなもので、こちらは砥石での研磨のみで基本的には切断とかは出来ないです。

これを現場での作業者は卓上グラインダーではなくグラインダーと呼んでいます。

卓上じゃなくディスクグラインダーを使いたい時に混在して紛らわしいんじゃない?

二つのグラインダーを言い分けることは面倒であり、バリを磨く作業をサンダーがけと言うためにディスクグラインダーサンダーと一般に呼ぶようになったことが現在に至っているようです。

※しかし、これには諸説あるので正確には何故混合するようになったかは謎のままです。

最後に

利用価値が高いので一家に一台あると便利ですが、ちょっとしたミスで大きな事故に繋がります。

気を付けて作業しましょうね。

今回はこの辺でノシ

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