二次災害を防ごう!レバーブロックの正しい使い方

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どーも、ききです。

レバーブロックって知ってますか?正式にはレバーホイストチェーンブロックと言い、大体略してチェーンブロックと呼ばれます。

平ボディのトラックなどに荷物を乗せた時に、あおり部分から上の荷物が溢れた状態でそのまま運転すると荷物が落ちますよね。

そのような時に落ちないように固定するのに使用する工具です

他にはフック同士を掛けて重量物をクレーンで吊る時にも使用します。

と言っても普通の家庭ではあまり使う頻度はないかもしれませんが、軽トラックなど持っている方は荷物の運搬用に持っている人もいるかもしれません。

レバーブロックで固定したつもりでも、緩かったりレバーをニュートラルにして気付かずに運転すると荷物が落下する恐れがあります。

そのまま道路を走ったりすると大事故に繋がる可能性があるので、正しい使い方を覚えて安全に使用しましょう。

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レバーブロックとは

引用:Amazon-レバーホイストチェーンブロック

このような構造となっていて、フックとフックで締め付けます。

似たような工具で「チェーンブロック」と呼ばれる工具がありますが、こちらはチェーンを人力で巻き上げ下げを行います。

どちらかと言うと物を上げたり下ろしたりするもので締め付ける力はレバーブロックの方が強いので、トラックなどではこちらを使う事の方が多いです。

定格荷重と呼ばれるものがあり、定格荷重以上の負荷が掛かるとレバーブロックは壊れる恐れがあるので、使用前に必ず確認して下さい。特にクレーンなどで重量物を吊る際は注意です。

レバーブロックの中にはレバーハンドルが手前に外せるものがあり、ニュートラルから締め付けなどする時に奥に押すとしっかり固定されて巻き上げなどの動作が行えます。

今回解説するものは比較的小さいサイズなのでそのような機能は付いていません。大きいサイズは大抵外せるタイプなので用途に合わせてレバーブロックを選んでください。

使い方の解説

字が削れて見えないですが…

使用前に切替つまみをニュートラル(中心)にしてチェーンを伸ばします。

その後、フックとフックを対象物で囲い固定する所で引っ掛けます。この時にフックから固定部が外れていないか確認して下さい。もしここが甘いと外れる可能性があります。

次に切替つまみを締め付け方向(左側)に合わせて、上のレバーハンドルを右方向に回します。

すると、どんどん締め付けられていくので限界まで回します。

手で限界まで回したら、次は操作レバーを左右に回します。

ラチェットと同じ原理で逆方向に回しても戻る事はないのでこれもしっかり張るまで回します。

最後に張りを確認して、対象物が動かないかチェックします。切替つまみは締め付け方向か絶対に確認して下さい。

もし、トラックなどで使用する時は二カ所程度同じようにして固定します。

今度は緩める時ですが、切替つまみを右方向に合わせてレバーハンドルを左方向に回します。

固くて回らない時は先に操作レバーを回して少し緩めてから回しましょう。

最後は切替つまみをニュートラルにして、完全に緩めます。あとはフックを外してレバーブロックも外します。

これにて終了です。お疲れ様でした。

最後に

操作自体はそこまで難しくないので、何度か経験したらもう感覚で操作出来るようになると思います。

が、その状態が一番危険なので一つ一つの作業を確認しながら行って下さい。

レバーブロックは小さいものでもそれなりの重量があるので作業に気を取られて足元に落とす、なんて事も考えられるので取り扱いには注意して下さいね。

今回はこの辺でノシ

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